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築90年『旧山口萬吉邸』にて歴史的建造物活用のシンポジウムを開催。

2017-07-10山口邸

6月1日(木)から3日(土)の3日間、東京九段下、『旧山口萬吉邸』にて『グリーンなライフスタイルとオープンイノベーションの創造』をテーマにシンポジウムを開催しました。

 

 

高層ビル群の立ち並ぶ中、深い緑につつまれたこのスパニッシュ建築は、関東大震災直後に建てられたもの。
ヨーロパ建築の意匠を作品に残している木子七郎(1884~1955)、東京タワーの設計者 内藤多仲(1886~1970)、当時早稲田大学の助教授であった今井兼次(1895~1987)の三人の共作といえるのがこの『旧山口萬吉』。歴史的に価値ある建築物をいかに未来に残し、活用してゆくのか、NI-WAプロジェクトのミッションのひとつです。

1日めは、株式会社リアルゲートさま、寺田倉庫株式会社さま、そして私たちの社長・吉川稔の3名で、シェアと「ソト活用」にみるワークスタイルの新たな可能性 ~不動産価値向上のケーススタディ~と題しシンポジウ ムを開催。予想を超える申し込みに増席し、70名様にご参加頂き、熱気ある議論となりました。


2日目は、予め招待状をお送りさせて頂いたゲストこの趣きのある空間をどのようにすれば最大限の魅力を発揮できるか、自由に建物をご見学頂き、この建物に相応しい使いみちについて、一緒に考えて頂きました。

何も書かれていない招待状、入場の際には、ベネチアンマスク、そして、音楽とワイン・・・。

 

既成概念にとらわれず、肩書や職業や年齢を超え、同じ価値観を共有できる人たちとの交流の場を創るための

NI-WAの演出に、ゲストのみなさんは、創造力を拡げていただけたでしょうか。

時代を超えた空間の中で、人々が心地よく、自由にお互いのアイデアをシェアしてゆく空気が流れていきました。

 

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