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社会彫刻(コミュニティ・デベロップメント)の実践|アートと地域開発の融合

2019-12-03Starting point

“歴史“と”和“、現代アート”の融合をテーマにしたビジネス拠点kudan houseにて、クリエイティブの祭典”AnyTokyo2019“が開催されました。NI-WAは、「アートと地域開発の融合」という社会実験をテーマに、アーティストとして出展しました。

 

私たちNI-WAが今何を考えていて、これからどうしていきたいのか、言葉で伝えられないものを作品に表現してみました。
複雑化した社会における、価値観の多様化に対応する為に、街の中にアートを取り入れることで「空(くう)」を作りたいと思っています。アートには、共鳴や共感を生み出し、これからの時代に求められる新たなかたちの豊かさを大きく循環していくための圧倒的なパワーがあると感じています。

 

作品では、大阪・中津の人々の日常を取り上げました。茶室を街と見立て、その一点に「空(くう)」を感じる間をつくることで、人々の「想い」という見えないものをアートとして表現しました。

 

今後ますますAI化していく未来において、人の営みの美意識に基づいたアート思考により、より広い視野で街の課題を捉え、共創していくことが必要なのではないでしょうか。

 

アーティストni-waは、少子高齢化や人口減少といった我が国の抱える社会課題に対し、アートをコミュニケーションツールとしたリノベーションや賑わいづくりによる、新しいかたちの街づくりに組んでいきます。

 

インスタレーション作品《2119/THE CITY -社会を彫刻せよ-》
PHOTO : SHUNICHI ODA / PHOTO RETOUCH : SHINJI UEZUMI(ADUMS)

 

大阪中津の街を舞台にしたコンセプチュアルアート『2119』の様子(2019年10月25日〜27日開催)

 

■出展作品 |2119/THE CITY -社会を彫刻せよ-
本展では、インスタレーション作品《2119/THE CITY -社会を彫刻せよ-》を展示。街を舞台にした社会彫刻(コミュニティ・ディベロップメント)のコンセプチュアルアート。大阪中津の街を舞台に、100年後、2119年の街を想像した時に、「今残したいものは何か?」をテーマに街の人々が撮影した写真が溶け合わさり、重なり合う人々の想いに触れることのできる作品。

 

■Any Tokyo2019とは |
アーティスト、サイエンティスト、デザイナー、アントレプレナー……世の中の分野や常識を越え、新たな価値を生み出そうとする人々や企業と共に予測できない未来を実験し、発見するためのクリエイティブの祭典です。

 

イベント名  AnyTokyo2019(エニートーキョー 2019)
テーマ    Crazy Futures / かもしれない未来
会期     2019年11 月 16 日(土)~2019年11月24 日(日)
会場     kudan house https://kudan.house/access/
入場料    一般:¥1,000 / 学生:¥500
主催者    AnyTokyo 実行委員会、株式会社 AnyProjects
公式 HP   http://anytokyo.com/2019/

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